私を育ててくれた最愛の恋人との別れを乗り越えて、今を生きる。

人生つらたんな体験談

私が大学生の時にとても大好きだったバンドのファン同士、ファンサイトから仲良くなることが多く、ツイッターなどのSNSはなく、ファンサイトの友達募集で友達を増やすのが当たり前でした。

そのファンサイトで、私はある男性と出会いました。

心の支えとなってくれた彼との出会い

その男性は10歳年上で、話をするうちにお互い意気投合したので、一緒にライブに行く仲になり、そして、自然と付き合うことになりました。

その当時、パニック障害を抱えていた私は、一人で外出が出来ない状態でしたが、彼はいつも寄り添い、励ましてくれ、そしてパニック発作を起こさないでいられると褒めてくれました。

まるで父親や兄のように、深く深く心の支えになってくれて、彼の下で育て直しのように接してくれ、パニック発作を起こさない生活ができるようになっていきました。

しかし、幸せは長くなく彼にガンが見つかりました。

懸命に病と戦う彼ことを、見守る事しかできませんでした。

病と闘う彼のそばにいることができなかった

そしてある日、彼から別れのメールが届き、それから連絡が取れなくなりました。

私は納得ができず、何度もメールを送りましたが、一切返信はありませんでした。

彼の病が思わしく無いのではないか、と不安にもなりましたが、それでも就職できた仕事はしなければならず、やきもきとしていましたが、やっと休みを取れたので彼の実家を尋ねると、彼のお母様から、彼が亡くなったことを聞かされました。

もう、目の前が真っ暗で、泣くこともできませんでした。仕事もおぼつかず、自主退職をして、しばらく何もできず、ぼんやりと過ごしていました。

突然聞こえた彼の声

ある日、突然、『そんな風にさせるために、一緒にいたんじゃない!しっかりしろ!』と叱責する彼の声が聞こえた気がして、ハッとしました。

そうだ、せっかく彼がパニック障害から連れ出してくれたのだから、このままではいけない、と思い直し、再就職の活動を始めて、なんとか新しい仕事に就くことができました。

いまでも、気分が落ち込んだ時に彼の声が聞こえる気がして、私原動力になっています。

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